浅草寺、仲見世通り、見所の多い浅草。
いつ行っても人がごった返している。
この活気ある街は不思議な魅力にあふれている
東京観光のハイライトといえば、やはり浅草です。鮮やかな朱色の雷門をくぐり、賑やかな仲見世通りを歩けば、そこには古き良き日本の情緒と現代の活気が見事に融合した特別な空間が広がっています。
今回は、浅草を初めて訪れる方も、何度か来たことがある方も楽しめる、散策モデルコースと必見スポットをご紹介します!
1. 浅草観光の「定番」を巡る
まずは、浅草の顔とも言える、絶対外せないスポットを押さえましょう。
⛩️ 雷門と仲見世通り:活気の入口
浅草のシンボル、雷門から旅はスタートです。巨大な提灯の下で記念撮影をしたら、そのまま仲見世通りへ。
この約250mの通りには、人形焼、雷おこし、煎餅といった伝統的なお土産や、抹茶スイーツ、メロンパンなどの食べ歩きグルメの店が約90軒も軒を連ねます。平日でも多くの人で賑わう、浅草の「活気」そのものを感じられる場所です。
🏯 浅草寺:歴史と信仰の中心地
仲見世通りを抜けた先にあるのが、浅草寺の本堂です。東京最古の寺として知られ、荘厳な雰囲気に包まれています。
本堂の正面にある大きな**常香炉(じょうこうろ)**の煙を浴びると、心身が清められると言われています。参拝を済ませたら、境内をゆっくりと散策し、歴史の重みを感じてみてください。
🏢 浅草文化観光センター:絶景の無料展望台
雷門の向かいにある、ユニークな外観の建物が浅草文化観光センターです。実はここ、無料で利用できる展望台がある穴場スポットなんです!
8階の展望テラスからは、雷門と仲見世通り、そしてその奥にそびえる東京スカイツリーまでを一望できます。散策の前に立ち寄って、浅草の街並みを上から眺めてみるのがおすすめです。
2. 浅草グルメは「食べ歩き」&「老舗」で決まり
浅草の楽しみの半分は、間違いなくグルメにあります。
🍡 食べ歩きを楽しむ
仲見世通り周辺には、行列ができる絶品グルメが満載です。
- ジャンボメロンパン:外はサクサク、中はふんわり。ボリューム満点で食べ応え抜群です。
- 揚げ饅頭:こしあんや抹茶あんなど種類が豊富。外はカリッと揚がっていて熱々を頬張るのが醍醐味です。
- きびだんご:甘さ控えめのきびだんごにきな粉をたっぷりまぶした、素朴で優しい味わいです。
🍺 浅草の「粋」を味わう老舗
散策に疲れたら、明治時代から続く老舗で休憩するのも浅草ならではの体験です。
- 神谷バー:日本初のバーとして知られ、名物の**「デンキブラン」**は必見。レトロでモダンな雰囲気の中で、一杯楽しんでみてはいかがでしょうか。
- 老舗の天ぷら・蕎麦:浅草には、江戸時代から続く天ぷらや蕎麦の名店が数多くあります。下町情緒の中で味わう伝統の味は格別です。
3. 浅草の「もう一つの顔」:ディープな裏路地と体験
定番スポットを巡ったら、少し足を延ばしてディープな浅草に触れてみましょう。
🎭 浅草演芸ホールと寄席
日本の伝統芸能である落語や漫才が楽しめる**寄席(よせ)**は、浅草文化の重要な一部です。浅草演芸ホールでは、昼から夜まで気軽に寄席を楽しめます。チケットも比較的安価なので、日本の笑いを体験してみたい方におすすめです。
🛍️ かっぱ橋道具街:プロも集う「食」の専門店街
浅草寺から少し西へ歩くと、かっぱ橋道具街があります。ここでは、飲食店で使うあらゆる道具が揃います。
食器、調理器具はもちろん、食品サンプル、ユニフォーム、暖簾(のれん)など、見ているだけでも楽しくなります。「食」にまつわるアイテムが好きな方にはたまらない、浅草の隠れた名所です。
浅草散策のヒント
- アクセス:東京メトロ銀座線、都営浅草線、東武スカイツリーラインなど、複数の路線が乗り入れています。
- 混雑を避ける:雷門や仲見世通りは午前中、特に平日午前中が比較的空いています。夜の浅草寺はライトアップされて幻想的な雰囲気があり、昼間とはまた違った美しさです。
浅草は、伝統と歴史を肌で感じながら、美味しいグルメや楽しい体験が待っている魅力的な街です。ぜひ、自分だけの浅草の「お気に入り」を見つけてみてくださいね!
さあ、カメラを持って、あなただけの浅草旅に出発しませんか?