初級編 第2章:変数とデータ型(let, const, 数値と文字列)

プログラムで情報を扱うとき、その情報を一時的に保存しておく「箱」が必要です。この箱のことを「変数(へんすう)」と呼びます。

1. 変数の作り方:letconst

JavaScriptでは、主に letconst を使って箱(変数)を作ります。

  • let(レット):中身を変更できる変数を作るときに使います。
  • const(コンスト):中身を変更できない変数(定数)を作るときに使います。

プロの習慣:まずは const で作り、後から中身を変える必要があると分かった場合だけ let に書き換えるのが、現代のJavaScript開発の基本ルールです。

JavaScript

// const は中身を変えられない
const name = "タロウ"; 
// name = "ハナコ"; // ❌ これを書くとエラーになる

// let は中身を変えられる
let age = 20;
age = 21; // ⭕️ これはOK

2. プログラムが扱う「データの種類(型)」

変数の中に入れるデータには、主に以下の「型(タイプ)」があります。

① 数値型 (Number)

計算できる数字です。引用符("")で囲まないのがポイントです。

JavaScript

const price = 500;
const tax = 0.1;

② 文字列型 (String)

文字のデータです。必ず " (ダブルクォーテーション) または ' (シングルクォーテーション) で囲みます。

JavaScript

const message = "こんにちは";
const city = '東京';

③ 真偽値型 (Boolean)

true(正しい)か false(間違い)の2つだけを持つデータです。条件分岐で大活躍します。

JavaScript

const isSunny = true;
const isRaining = false;

3. 実際に書いてみよう

これらを組み合わせて、簡単なプロフィールを作成してみましょう。

JavaScript

const userName = "サクラ";
let score = 85;

console.log(userName + "さんの点数は" + score + "点です");

// 点数がアップした!
score = 95;
console.log("更新後の点数は" + score + "点です");

💡 ここがポイント!

コードの中で + を使って、文字列と変数をくっつけています。これを「結合」と呼びます。

第2章のまとめ

  • const は変更しない値に使う(基本はこれ)。
  • let は後で中身を変える値に使う。
  • データには「数値」「文字列」「真偽値」などの種類がある。

第2章は以上です!「箱を用意して、名前をつけて、中身を入れる」。これができれば、複雑なプログラムの第一歩はクリアしたも同然です。

次は第3章「条件分岐と繰り返し(if文, for文)」です。 「もし〇〇なら〜する」「10回くりかえす」という、プログラムらしい賢い動きを学んでいきましょう!