初級編 第3章:条件分岐と繰り返し(if文, for文)

プログラムは、ただ上から下に流れるだけではありません。「もし〜だったら、こうする」という分岐や、「これを5回やって」という繰り返しを行うことで、初めて複雑な処理が可能になります。

1. 条件分岐:if

「もしも〜なら」という条件によって、実行するコードを変える仕組みです。

JavaScript

const score = 75;

if (score >= 80) {
    console.log("合格です!おめでとう!");
} else if (score >= 60) {
    console.log("惜しい!あと少しです。");
} else {
    console.log("不合格です。もう一度頑張りましょう。");
}
  • if: 最初の条件を指定します。
  • else if: 最初の条件がダメだった時、別の条件を試します(何個でも追加可能)。
  • else: どの条件にも当てはまらなかった場合の「その他」の処理です。

比較演算子: > (より大きい), < (より小さい), >= (以上), <= (以下), === (等しい) を使って条件を書きます。

2. 繰り返し:for

同じ処理を何度も書くのは大変ですよね。for文を使えば、自動で何度も繰り返すことができます。

JavaScript

// 0から4まで、5回繰り返す
for (let i = 0; i < 5; i++) {
    console.log(i + "回目の繰り返しです");
}

このfor文のカッコの中には、3つのルールが入っています。

  1. let i = 0: 開始地点(変数 i を0からスタート)。
  2. i < 5: 終了条件(i が5未満である間は続ける)。
  3. i++: 更新(1回終わるごとに i を1増やす)。

i++i = i + 1 の省略形で、プログラミングでは頻繁に使われる書き方です。

3. 組み合わせて使ってみよう

条件分岐と繰り返しを組み合わせると、さらに便利です。例えば、「1から10までの数字の中で、偶数だけを表示する」というプログラムです。

JavaScript

for (let i = 1; i <= 10; i++) {
    // 2で割った余りが0なら、それは偶数
    if (i % 2 === 0) {
        console.log(i + " は偶数です");
    }
}
  • % は剰余(あまり)を求める演算子です。i % 2 が0なら偶数、1なら奇数と判定できます。

第3章のまとめ

  • if:条件によって処理を振り分ける。
  • for:決まった回数だけ処理を繰り返す。
  • プログラミングの面白さは、この「条件」と「繰り返し」を組み合わせて複雑なロジックを自動化することにあります。

第3章は以上です!「もし〜なら」と「くりかえし」。この2つがあれば、どんなに長い作業でも一瞬で終わらせることができます。