プログラムは、ただ上から下に流れるだけではありません。「もし〜だったら、こうする」という分岐や、「これを5回やって」という繰り返しを行うことで、初めて複雑な処理が可能になります。
1. 条件分岐:if文
「もしも〜なら」という条件によって、実行するコードを変える仕組みです。
JavaScript
const score = 75;
if (score >= 80) {
console.log("合格です!おめでとう!");
} else if (score >= 60) {
console.log("惜しい!あと少しです。");
} else {
console.log("不合格です。もう一度頑張りましょう。");
}
if: 最初の条件を指定します。else if: 最初の条件がダメだった時、別の条件を試します(何個でも追加可能)。else: どの条件にも当てはまらなかった場合の「その他」の処理です。
比較演算子:
>(より大きい),<(より小さい),>=(以上),<=(以下),===(等しい) を使って条件を書きます。
2. 繰り返し:for文
同じ処理を何度も書くのは大変ですよね。for文を使えば、自動で何度も繰り返すことができます。
JavaScript
// 0から4まで、5回繰り返す
for (let i = 0; i < 5; i++) {
console.log(i + "回目の繰り返しです");
}
このfor文のカッコの中には、3つのルールが入っています。
let i = 0: 開始地点(変数iを0からスタート)。i < 5: 終了条件(iが5未満である間は続ける)。i++: 更新(1回終わるごとにiを1増やす)。
i++ は i = i + 1 の省略形で、プログラミングでは頻繁に使われる書き方です。
3. 組み合わせて使ってみよう
条件分岐と繰り返しを組み合わせると、さらに便利です。例えば、「1から10までの数字の中で、偶数だけを表示する」というプログラムです。
JavaScript
for (let i = 1; i <= 10; i++) {
// 2で割った余りが0なら、それは偶数
if (i % 2 === 0) {
console.log(i + " は偶数です");
}
}
%は剰余(あまり)を求める演算子です。i % 2が0なら偶数、1なら奇数と判定できます。
第3章のまとめ
if文:条件によって処理を振り分ける。for文:決まった回数だけ処理を繰り返す。- プログラミングの面白さは、この「条件」と「繰り返し」を組み合わせて複雑なロジックを自動化することにあります。
第3章は以上です!「もし〜なら」と「くりかえし」。この2つがあれば、どんなに長い作業でも一瞬で終わらせることができます。

